はじめてLESSON 02
この教材で学ぶこと 安全な練習場所を作り、terminalとcommandの基本を学びます。開発環境とターミナル入門
対象読者: ファイル操作やコマンド入力に不安がある初学者。
この教材でできるようになること
- エディタ、ターミナル、シェル、ランタイムを区別できる
- 作業用ディレクトリを作り、安全に移動できる
- コマンドの「名前・オプション・引数」を読み分けられる
- エラーを再現できる形で記録できる
1. 開発に使う四つの道具
| 道具 | 役割 |
|---|---|
| エディタ | ソースコードを書く |
| ターミナル | 文字でコンピュータを操作する画面 |
| シェル | 入力したコマンドを解釈して実行する |
| ランタイム/処理系 | PythonやJavaScriptなどのコードを実行する |
ターミナルとシェルは同じものではありません。ターミナルは入出力の窓口で、その中でBash、zsh、PowerShellなどのシェルが動きます。
2. 練習場所を作る
以下はBashやzshでの例です。WindowsのPowerShellでは一部のコマンドが異なります。
mkdir -p learning-programming/hello
cd learning-programming/hello
pwd
mkdir: ディレクトリを作るコマンド-p: 親ディレクトリも必要なら作るオプションlearning-programming/hello: 操作対象となる引数
現在位置を確認せず削除や上書きをしない習慣が重要です。
3. ファイルを観察する
printf 'print("Hello")\n' > hello.py
ls -la
cat hello.py
python hello.py
>は標準出力をファイルへ上書きします。既存内容を失うため、意味を理解するまでは練習用ディレクトリだけで使いましょう。
4. 相対パスを読む
.
├── hello.py
└── notes/
└── memo.txt
notes/memo.txtは現在位置から見た相対パス、..は一つ上、.は現在位置です。
cd notes
pwd
cd ..
5. コマンドを調べる
暗記より、調べ方を身につけます。
command --help
man command
type command
実行前に、対象、上書きの有無、必要な権限を確認します。インターネット上のコマンドを意味不明のまま貼り付けないでください。
6. エラーを記録する
質問や調査に必要なのは「動きません」ではなく、再現できる情報です。
目的:
実行したコマンド:
期待した結果:
実際の結果:
エラーメッセージ全文:
OS・処理系の版:
直前に変更したこと:
ただし、トークン、パスワード、個人情報、社内URLは共有前に必ず伏せます。
演習: 練習プロジェクトを作る
learning-programming/profileを作る- その中へ
README.mdを作る - READMEへ「学びたいこと」を一行書く
- 現在位置とファイル一覧を表示する
- 一つ上へ戻る
確認例
mkdir -p learning-programming/profile
cd learning-programming/profile
printf '# 学びたいこと\nWebアプリを作れるようになる。\n' > README.md
pwd
ls -la
cat README.md
cd ..
理解チェック
- ターミナルとシェルの違いを説明できる
- 実行前後に
pwdとlsで対象を確認できる - コマンドのオプションと引数を区別できる
- 秘密情報を含めずにエラーを記録できる
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プログラミング基礎で、変数・条件分岐・繰り返し・関数を学びます。